漫画「へうげもの」第16巻 [漫画]
もう一ヶ月近く経過してしまいました…。blog更新をちっともしなかったので。
山田芳裕の「へうげもの」最新刊です。この漫画は日本の戦国時代、織田信長・豊臣秀吉に仕えた古田織部という大名の話です。「デカスロン」で魅せた 独特の作画は勿論健在ですし、これまた独特な擬音語・擬態語も健在。独自の解釈でフィクション性を盛り込んであり、歴史好きならずとも楽しめる作品となっ ています。
今回の16巻は関ヶ原の合戦が終了し、徳川家康の全国統一が着々と進んでいく中、豊臣恩顧の武将達がどうやって豊臣家を存続させていくかと画策する内容になります。
主人公の物欲は老いても変わらず、あれやこれやと画策します。今も昔も物欲があると大変だなぁ、と自分の物欲に辟易したりします。徳川家康が豊臣秀吉の正妻・おね(ねね、北の政所、高台院)に強烈な横恋慕をしているという設定なのですが、これが凄く面白いです。
史実を元に大胆なフィクション化を施した漫画ですが、流石に史実上の死期までは弄らないでしょうから、終わりが近づいています。寂しいですが、変に間延びさせて連載を長引かせずにキッチリと締めて貰いたいとは思います。
漫画「テラフォーマーズ」第4巻 [漫画]
『このマンガがすごい!』というランキングで2013年度オトコ編で1位。
『全国書店員が選んだおすすめコミック2013』で2位をそれぞれ獲得した「らしい」という所からこの漫画の存在を知りました。
一気に1~3巻まで読破しましたが、まーこれは確かに面白い!! 4巻が発売されたので即ゲット。
この漫画は、人間が火星に住めるようにするために、コケとゴキブリを放ち、暫くしてそろそろ気温や大気が良い感じに仕上がっただろうと思って火星に行ったら、何故かゴキブリが2mを越すムキムキマッチョの人間風に進化していて宇宙飛行士は全員惨殺されたという話です。
これはイカンということで、ゴキブリ人間に対抗するために、人間に昆虫の能力を融合する技術を開発、昆虫人間を火星に送り込みます。しかし、ゴキブリ人間の方が一枚も二枚も上手。全滅こそ免れましたが、命からがら二人が地球へ逃げ帰ります。
更に月日が経過し、昆虫だけでなく別の生物の能力をも融合する技術を開発し、万全の体制で火星制圧部隊を構成します。実は火星から逃げ帰る際に付着したと思われる、新型ウイルスが地球上で徐々に広がりつつあり、これを克服するためのサンプルを火星で採取しないといけないという事になっていました。このくだりが無いと、「核爆弾でも火星に落とせば死滅するじゃん」という解決策が先にきてしまいますので。
月並みですが、ハラハラドキドキの展開で、先が気になりまくる漫画です。
漫画「拳奴死闘伝セスタス」第3巻 [漫画]
闇金ウシジマくん第24巻 [漫画]
花沢健吾「アイアムアヒーロー」第七巻 [漫画]
定期的にAmazon.comで適当に漫画を物色しますが、アイアムアヒーローの最新刊です。
表紙はなんだかエロティックですが、本編とはあんまり関係ありません(エロティックな展開になりそうでしたが)。
本作はゾンビ映画の王道とも言うべき「日常生活が突然崩壊し始め、その変化に臨機応変に対応出来る悪運の強い人間たちが生き残る」というシチュエーションになっています。
ショッピングモールに立て籠もるというのもまさしく王道であり、その内部での人間同士のいざこざもまさに王道。映画でもゲームでもなく漫画で表現してくれていて、目が離せません。
例によって内容は省略します。1~7巻まで途中の展開でダラダラ感がありましたが、これからヤバいどうなる?とこまで来ています。
ドリフターズ第2巻 [漫画]
平野耕太の「ドリフターズ」の第二巻が知らぬ間に発売されていたので、Amazon.comで注文しました。
あらゆる時代のあらゆる国々から英雄が集結。彼らが中世ファンタジー世界でバトルを繰り広げる本作。
主人公の島津豊久、織田信長、那須与一の三人が虐げられているエルフ達に加勢しますが、愚直な島津豊久はともかく織田信長、那須与一はかなり歪んでいます。まさに平野ワールド。バトルの様子は前作「ヘルシング」を彷彿とさせます。
ネタバレしたら面白くないので。
謎の敵「黒王」の率いる軍隊の刺客、火を操るジャンヌ・ダルクと不死のジルドレ。うーん、まさにヘルシング。すっごい好きな平野ワールド。第二巻発売までに15ヶ月近く掛かっているのか…。もう少し早くして欲しいなっと。
GANTZ 第32巻 [漫画]
奥浩哉 GANTZ-ガンツ- 第30巻 [漫画]
Amazon.comで予約していた新刊が先日届きました。読まずに放置していましたが、やっと読破。
すんごいSFになってきました。超先進文明を持つ巨人族の超巨大宇宙船(まるでコロニー)に拉致される人間たちと、乗り込むガンツチーム。ガンツチームの各個人の能力差が色々出てくるのでしょうが、そうなると大阪チームのアホバカメンバーたちの存在が惜しいですね。男塾なら簡単に生き返るんでしょうけど。いやガンツも生き返るか。
しかし玄野ケイの神技的な避けっぷりは凄い。格闘技ゲームやシューティングゲームみたいに縦横無尽に立ち居振る舞う。前巻に出てきた中ボスクラスの巨人との対決はいずれ?
映画も出来たし、ガンツはこの先どこまで行くんでしょうか。次巻が楽しみ。
新井英樹 RIN 第01~04巻 [漫画]
また大量に漫画本をAmazon.comで購入しました。とりあえずは紙媒体のまま読む。その後で裁断、取り込み。
今回幾つか購入した中で取り上げるのが、新井英樹先生の漫画「RIN」です。
「ザ・ワールド・イズ・マイン」を週刊ヤングサンデー連載中に読み、衝撃を受けました。その後、漫画喫茶で「愛しのアイリーン」「宮本から君へ」を読んでこれまた衝撃。
ボクシング漫画の「SUGAR」の続編であるこの「RIN」。
内容は超天才ボクサーの破天荒な物語です。詳しくはgoogleで検索してください。世界チャンピオンになっても幼なじみでおそらく両思いであった女性に振られる主人公に、人生ってうまくいかないねと思わされたり。
うーん、うまく書けませんが、他の作品のような思想的な事はあまり含まれておらず、パーッと楽しく読める作品だと思います。勿論、前作「SUGAR」から読む必要はありますが。
奥浩哉 GANTZ-ガンツ- 第29巻とPLUS PK-513L [漫画]
iPadを発売当日にGetし、瞬く間にScanSnap S1500、手動裁断機PK-513LもGetしました。
iPadは…いや、モノは非常に良くてお勧めなのですが、私の生活の中にそれほど使う時が無いといいますか、その、iPhone4を買ったから余計に使わないというか。
iPhone4で十二分に情報ツールとして用が足します。じゃあiPadのいいところは?それは画面が大きいところ。そう、本来の目的である「電子書籍」です。流石にiPhone4で電子書籍は読みたくないです。それするくらいなら、他に色々と有意義なアプリがありますし。
既に手持ちの雑誌、文庫本、新書など10冊以上裁断して取り込んでいます。今回はガンツ29巻です。
1巻から何度も読み返していますが、カタストロフ=異星人侵略というのはヨシとして、じゃあ黒い球や謎の男セバスチャンの正体、ネギ星人から妖怪、美の石像群などの敵対する相手。どう考えても繋がっていません。しかし、それらをえーーいと投げうってしまっても、ガンツは非常に魅力的で興味深い作品と思います。
そんなガンツ最新刊を
表紙と本体に分けます。表紙はCanon MP960(2006年製)でスキャニングします。残った本体はというと
裁断機でばっさり行きます、ばっさり。
ばっさりと背表紙が切り取られました。
断面図です。10冊以上裁断してきましたが、断面図をマジマジと見たのは初めてかもしれません。全然綺麗に切れていませんね。
今回のガンツの本体、裁断機に突っ込むとまさしくほぼキツキツの限界量でした。所定の枚数は160~180枚。突っ込み過ぎです。
あと、本を固定する際に手前にストッパーがありますが、ここにギューッと本を当てて固定を試みるべきかもしれません。まあ、この程度の歪みくらい気にしません。
あとはScanSnapS1500で取り込み、Adobe Acrobat9で数回に分けて取り込んだファイルを単一のPDFに結合。1ページずつ内容を確認し、自動設定で判別された原稿の向きがおかしいものは回転して保存。ページの抜けなどが無いことを確認。これでガンツ29巻PDFは完成です。
ガンツ29巻の内容ですが、巨人の異星人が世界各国に出現して圧倒的な戦力で人々を蹂躙していきます。そこで謎のガンツグループが現れ、玄野や加藤たち、その他の沢山の戦士達を異星人の宇宙船母艦へ転送。繰り広げられる戦闘。一方地上では玄野の恋人である小島が異星人に捕獲される。宇宙船から再び転送により地上へ戻された玄野は必死の思いで小島を発見。しかし、奪還ならずに小島やその他の捕獲された人々は宇宙船へ。こんな感じです。
謎のガンツグループの1人が「腕だけ転送してくれ」と強力ボディースーツの両腕だけを身にまとい、敵の中ボス側近2体を涼しい顔をしてやっつけたりします。その中ボスは玄野を好敵手と認識していますが、転送される直前に玄野とコピー玄野の2人が居る事に気が付きます。
さてこの先は一体どうなるんでしょうか。ヤングジャンプ本誌では先にすすんでいるのでしょうが、コミックス派としては2010年1月発売まで待たないといけなかったり。
FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500
- 出版社/メーカー: 富士通
- メディア: エレクトロニクス