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平野耕太「ドリフターズ」1巻 [漫画]

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Amazon.comで漫画を購入しました。3冊。そのうちの1冊がこの平野耕太・著「ドリフターズ」1巻。写真は裁断機で切断後の背表紙です。本で読んだ後に裁断・取り込みしました。
「HELLSING」という漫画の作者です。「HELLSING」は史上最強の吸血鬼とそれに対抗する勢力との戦いです。
迫力ある画、厨房臭い内容(ほめ言葉です)、名言の数々(特にナチス残党軍首領の少佐は秀逸)。グッときてハッとしました。その作者の次回作というこの「ドリフターズ」。ドリフターズといっても勿論の事、志村や加藤ではありません。「漂流者」という意味だそうです。

詳しい内容は省きますが、時は戦国時代。関ヶ原の戦い。頭首である島津義弘を敵から逃れさせるため、俗に言う「島津の退き口」で孤軍奮闘する島津豊久。
徳川方の武将首を取りつつ討ち死に…したかにみえた島津豊久。何だか良く分らない外人のオッサンが居るまか不思議な空間に迷い込む。その変なオッサンに「どこか別の世界」へ否応なく飛ばされる。
そこはにエルフやドワーフといった亜人(デミヒューマン)が人間達に迫害されている、中世ファンタジーな世界だった。
実はそのファンタジーワールド。島津豊久以外にも飛ばされてきた「こちら側」と呼ばれるの英雄や偉人たちが先に訪れていた。何と織田信長や那須与一である。時代も全く違うのに何故ここに?更には新撰組やビリーザキッド(ではなくワイルドバンチ強盗団でした)、第二次大戦の零戦パイロット(零戦ごと参戦!!)まで居る始末。まさにオールスターズ。一体全体この世界は何なのか。
という内容です。もう1巻から引き込まれまくりです。シリアスでありつつ、キッチりとボケツッコミも存在。「HELLSING」好きなら100%買いだと思います、「ドリフターズ」。
そういえば、敬愛する萩原一至先生の「BASTARD!!」。小学5年生の時に週刊少年ジャンプで連載開始された号から読んでいますが、あれから25年も経過したんですね…に、25年?どうやら作者が書けなくなるか、私が読めなくなるか、どっちが先か分らなくなってきました。

ドリフターズ 1巻 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ 1巻 (ヤングキングコミックス)

  • 作者: 平野 耕太
  • 出版社/メーカー: 少年画報社
  • 発売日: 2010/07/07
  • メディア: コミック

 


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