SIGMA DP2 Merrill その1 [デジカメ]
実は昨年12月に購入していました、このシグマ DP2 Merrill。どうにもこうにも興味津々。圧倒的な解像度をこの目で確かめてみたい、と。
手持ちのPanasonic LUMIX LX7との比較です。LX7もコンデジとしては大型ですが、そんなの目じゃない超大型です、DP2 Merrill。
縦・横・高・重さ。全て上。ボディやボタン、ダイヤルの質感は「この値段でこれ?うーん」となります。
ケンコー PRO1D 49mmフィルターを装着します。液晶面にはケンコー保護フィルムを貼り付け済み。
フィルター装着状態でも純正フィルターが装着出来ます。
流石に純正。とてもしっくりきています。
このカメラで思ったこと
・本体は長方形型で武骨。ツルツルしてグリップ性は低い。
・ボタン類は押し並べてチープだが、操作性はまずまず。ただ、シャッターボタンの半押し→全押しのストローク、必要圧は何だか残念。
・オートフォーカスは遅い。
・液晶は3.0型92万ドットなのに、肝心の撮影時ビューは20万ドットクラスの描画。ライブビューだから?恐らくJPEG再生時に92万ドットが楽しめるのでしょうが、基本的にRAW撮りしかしないのでとても残念。
・バッテリーの持ちは本当に少ない。公称値97枚。10年位前のデジカメじゃないんだから、それはあんまりです。それの解決策が元から電池が2個付属という力業。
・動画はVGA(640×480)。機能的に全く無視していいレベル。
・手振れ補正機能が付いていない。高感度撮影もコンデジ以下の耐性なので、使用出来るシチュエーションが限定的。
とまあ散々な内容になっています。だがしかし、RAWで撮影し、自宅に戻ってパソコンに取込み、Sigma Photo Pro 5で展開し、2560×1600のモニターで等倍確認した時に「にんまり」します。
先日の大阪ハーフマラソン前日受付のあと、LXで撮影した大阪城です。一応画角は50mmに設定しています。
これがDP2 Merrillで撮影した大阪城です。当然というか縮小するとその差はありません。
天守閣を等倍切り出ししてみました。これがLX7。
同じくこれがDP2 Merrill。
圧倒的な解像度が分ります。網目まで確認出来ます。
これがLX7。
これがDP2 Merrill。
LX7も十分な解像をしていると思います。おそらく1/2.3型センサー搭載のデジカメで撮るともっと溶けた細部になる筈です。しかし、DP2 Merrillの前にはかすみます。
とにかく解像番長です。シャープネスがキツく掛かっていると言われますが、単にシャープネスを掛けただけでは、このような解像度は出てこない筈です。たぶん。
このDP2 Merrill。絶対に万能機として「これ1台」な使い方は出来ません。帰宅して現像してからのお楽しみという使い方は、フィルムカメラな感じもします。
次回はマイクロフォーサーズとの比較をしてみたいと思います。
シグマ デジタルカメラ DP2 Merrill 4600万画素
- 出版社/メーカー: シグマ
- メディア: エレクトロニクス
Kenko デジタルカメラ用液晶プロテクター シグマ デジタルカメラ DP1/DP2 Merrill 4600万画素用 KLP-SIDP1ME
- 出版社/メーカー: ケンコー
- メディア: エレクトロニクス
シグマDP1&DP2merrillマニュアル (日本カメラMOOK)
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ケンコー Kenko フィルター<PRO1デジタル>プロテクター(W)49mm レンズ保護 324951
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- メディア: エレクトロニクス
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